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馬の温泉
2004/1/25
2004年1月、これまでも度々訪れた事がある「日本中央競馬会競走馬総合研究所常磐支所」...要は「馬の温泉」へカメラを持って初めて行ってみる事にした。
初めに気をつける事は、写真撮影時ストロボ禁止という事。馬への配慮でそう決まっているらしい。ストロボが自動起動するカメラを使用の際は注意が必要。
余談だが、昨今普及しているカメラ付き携帯電話を使った、電話を手に持ち腕を上げて電気的なシャッター音を鳴らすさまと言うのも実にこっけいである。
いずれにせよデリケートな生き物が相手という事を念頭に置いておきたい。
さて、常磐支所とは、所在が「いわき市常磐白鳥町」にあるからで、地元以外の人にとっては「いわき湯本」と言った方がピンと来るかも知れない。「スパリゾート・ハワイアンズ(常磐ハワイアンセンター)」がある、あの常磐である。
一般見学は午前9時から。駐車場からはウッドチップコース脇の道路を受付まで歩 く。

駐車場脇に施設案内看板が設置されている。見学出来るのはこの一部。
受付で記帳を済ませれば指定された範囲内を自由に見学出来る。
自由にとは言っても、ごく一部の範囲しか見学できないので、季節・曜日や時間帯によっては馬に会えない可能性もあるので注意が必要である。

(画像左)入口付近ではポニーが迎えてくれる。(画像右)奥には馬頭観音がある。
見学出来る確立が高く、かつ人気がある施設が「温浴場」である。
バスタブは6個あり、脚を温水に浸け背中へ温水シャワーを流す設備。

シャワーが終わり厩舎へ戻る途中で馬とふれあう事も出来る。
丁度、トルネードフェロー (牡4歳 美浦・高橋裕厩舎 この時点で未出走)が厩舎へ戻る所だった。
気さくに会話してくれる厩務員さんのお陰で、生の話・状況・馬の性格などを聞く事が出来る。
こういう場を大切にしたいと思う。

いつか競馬場で会いましょう。
厩務員さんの話によると、次はヒシミラクルを連れて来るとの事。
簡単におさらいをしておくと、父サッカーボーイで、’02年 菊花賞・’03年 天皇賞 (春)・’03年 宝塚記念とG1を3勝している馬である。
期待しながら待っていると芦毛の馬体が現れ温浴場へと入った。

この毛色の為か生で見ると見栄えこそ良くないが約4億5千万円獲得している凄い馬。
温泉でサッパリした後、いよいよご対面である。
G1ホースを間近で見る事ができ、見学者は我々しか居ない。何とも贅沢な一瞬だ。
鼻面を撫でてあげながら厩務員さんから話を聞く。
温泉の時間帯は、朝御飯前なので腹を空かせているらしく、うるさい所を見せている。
でも沢山食べてしまうと調教に影響が出るのでバランスが難しいとの事。
休養中は調教師が来る事は殆ど無いそうだ。その代わり電話で連絡を取り合うらしい。
話を聞いている間ニンジンを食べさせながらご機嫌を伺う。

競馬場では、この距離で接する事は不可能に近い。
貴重な話を聞かせてもらい厩舎へ帰る時間になったので、名残惜しくも見送る事にし た。
ここでシッカリ休養して競馬場で会いましょう。
これまでに、’96年、’97年と中山大障害を連覇したポレール(現在阪神の誘導馬) や、’99年 京都金杯を勝ったヒカリサーメット(現在乗馬)などと対面してきた。
次回訪問する時はどんな馬と出会えるだろうか。
おまけ



厩務員さんのポケットにニンジンが入っているのを知っていて、鼻でまさぐるヒシミラクル。
おわり。
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