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日立電鉄・・・通称「チン電」の車両は、現在は赤地に黒白ラインのMC2000形・ MC3000形がメインだが、かつてはモハ14・クハ109・クモハ352など様々な車両が使わ
れており、静岡鉄道や相模鉄道で使われた車両もベースになっていたらしい。
このワンマン運転の鉄道は総延長約18Kmで、沿線にある工場や学校の通勤通学用とし て、 また、車を持たな いお年寄りなどの貴重な移動手段として約70年にわたり親し
まれてきた。
しかし、ここ最近では利用者数の減少や経営難などの理由により廃止か存続か議論されるようになった。
自治体を巻き込み、沿線の学校や地域住民から存続を求める声が上がっていたが、経営難などの理由 により2005年3月31日までで完全廃止との決定がなされたのは最近の出来事。
今回は、この鉄道の各駅を巡るツーリングへと出かけてみた。
駅名をクリックすると各駅の駅名看板が見られます。
鮎川駅

日立市側の始点。国道245号沿いにあり、駅山側には工場や学校がある。
桜川駅

この駅も国道245号沿いにある。駅海側には病院、山側には家電メーカー関連工場が ある。
河原子駅

ガード上にある珍しい駅。付近には小学校があり、海水浴場も近い。
大沼駅

住宅地の中に佇む駅。付近には大手電機メーカー関連工場や社宅が立ち並ぶ。
水木駅

大沼駅から真っ直ぐに線路が延びる。駅の脇にある踏み切り交差点には、青が無い珍 しい信号機がある。
大甕駅

(画像左)JR常磐線大甕(おおみか)駅と接続している。この改札を通り日立電鉄のホームへ渡る。
(画像右)一番手前の線路が日立電鉄。
久慈浜駅

漁業へ影響するとの懸念から起こった反対運動で、常磐線開通時には久慈浜市街地を迂回する形で線路が敷かれた。
ところが、いざ開通してみると、久慈浜地区から大甕駅への「足」としての鉄道の必要性が出てきたためか、
まず最初に大甕〜久慈浜(当時は久慈)で開業された。
常磐線・大甕〜東海間は駅と駅の間隔が他の区間より長い。これは当初久慈浜地区に駅を作らなかったためと思われる。
南高野駅

久慈浜駅からUターンするかたちで常陸太田方面へと向きを変える。
駅のすぐ近くには南高野貝塚がある。
茂宮駅

南高野からほぼ一直線で線路と道路が並走する。
駅ホームがカーブしている珍しい駅。周辺はこれといって特筆すべき事はない。
大橋駅

国道6号の下をくぐり、日立市西端の駅。
旧道上の高架を渡り住宅地の中を進む。
川中子駅

国道293号と並ぶように進む。最寄には川中子温泉がある。
南高野〜小沢間は無人駅(駅舎がなく券売機もない)なので各駅には画像右のような整理券発券機が設置されている。
常陸岡田駅

(画像左)ホームが2つあるため、駅には遮断機のない踏み切りがある。
(画像右)国道293号と絡みながら田んぼの中をまっすぐ進む。
小沢駅

駅の隣はすぐ住宅。田んぼと家の間をのどかに進む。
常北太田駅

常陸太田市側の始点。駅前は日立電鉄バスのターミナル、駅向かいは水郡線の常陸太 田駅。
水戸黄門隠居の地としても有名。
以上、駆け足で巡った各駅ツーリングだったが、列車とすれ違ったのは3回。
マイカー移動が主流となった現在、常磐線との接続の悪さが否めない日立電鉄線は平日昼間や休日の乗客は少なく、ホームで列車を待つ乗客もまばらだった。
現状では廃止も仕方が無いのかと考えさせられてしまう寂しい印象を持った各駅巡りとなった。
おわり。
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