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住宅ローン金利動向2008年8月
- 2008年8月 2日 04:47
- Column
まず、ここ数カ月おなじみの表をご覧ください。
| 銀行名 | 固定金利選択方式 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 年数 | 5月金利 | 6月金利 | 7月金利 | 8月金利 | |
| 地方銀行B | 3年 5年 10年 全期間固定 段階金利・当初10年 段階金利・11年目以降 |
2.90% 3.05% 3.40% 4.46% 2.80% 4.00% |
3.30% 3.40% 3.80% 4.64% 3.10% 4.30% |
3.45% 3.60% 3.95% 4.67% 3.15% 4.35% |
3.35% 3.50% 3.85% 4.64% 3.10% 4.30% |
| 都市銀行A | 2年 3年 5年 7年 10年 15年 20年 |
3.15% 3.25% 3.35% 3.50% 3.65% 4.20% 4.45% |
3.35% 3.55% 3.70% 3.85% 3.95% 4.45% 4.70% |
3.45% 3.65% 3.75% 3.90% 4.00% 4.50% 4.75% |
3.35% 3.60% 3.70% 3.85% 3.90% 4.45% 4.70% |
数か月連続で上昇中だった住宅ローン金利ですが、指標となる長期金利の緩やかな下降傾向を受けて今月は0.1%から0.05%程度、わずかですが下がったようです。
とはいえ、6月の金利よりは高く、7月の金利よりは低い、という微妙な動きです。
6月から7月は0.15%~0.20%程度一気に上昇してしまいましたが、その半分程度は金利が下がった形です。
7月に新規で融資を実行された方には何とも悔しい結果となりました。
住宅ローン金利の指標となる長期金利の7月の動向です。

高金利で推移した6月末からじわじわ下がり始め、一度上昇傾向も見せましたが、その後はまた低金利での推移となっています。
この傾向を受けて、8月の長期金利の推移としては、たとえ上がっても1.75%程度ではないか、つまり、9月からの住宅ローン金利も7月の金利と6月の金利の中間で推移するのではないか、というという予測がなりたちます。
ということは、9月に入っても、金利据え置きか、上がったとしても小幅な金利上昇かと思われますが、さらにその先となるとやはり不透明ですので、各自、慎重な『読み』が必要になってきます。
長期金利についてのお勉強をしてみたい、という方は続きをどうぞ。
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住宅ローン金利動向2008年7月
- 2008年7月 3日 05:10
- Column
ここ数カ月連続で上昇中の住宅ローン金利ですが、7月もまたまた上がってしまいました。
住宅ローン金利の目安となる長期金利の動向としては、6月中旬まで一時1.9%に迫る水準で移行していましたが、その後はじわじわと下がり、7月に入ってまたゆるやかな上昇模様となっています。
長期金利が下降気味なのに、住宅ローン金利は上昇しているわけです。
| 銀行名 | 固定金利選択方式 | |||
|---|---|---|---|---|
| 年数 | 5月金利 | 6月金利 | 7月金利 | |
| 地方銀行B | 3年 5年 10年 全期間固定 段階金利・当初10年 段階金利・11年目以降 |
2.90% 3.05% 3.40% 4.46% 2.80% 4.00% |
3.30% 3.40% 3.80% 4.64% 3.10% 4.30% |
3.45% 3.60% 3.95% 4.67% 3.15% 4.35% |
| 都市銀行A | 2年 3年 5年 7年 10年 15年 20年 |
3.15% 3.25% 3.35% 3.50% 3.65% 4.20% 4.45% |
3.35% 3.55% 3.70% 3.85% 3.95% 4.45% 4.70% |
3.45% 3.65% 3.75% 3.90% 4.00% 4.50% 4.75% |
金利動向の目安として、この数カ月は同じ銀行をウォッチングしているわけですが、
目につくのが都市銀行、地方銀行の金利差が以前より少なくなってきた、という点です。
つまり、地方銀行のほうが金利の上げ幅が大きい、ということです。
金利比較の例として挙げている地方銀行Bの金利を見てみると、3ヶ月で0.5%以上の利上げですから、申し込みと融資の実行時期がずれてくると当初の返済計画を見直さなければならないような事態です。
これから新規でローンを申し込むのであれば、極端に言って『こんなもの』と思ってしまえばそれまでなのかもしれません。
返済計画も今の金利水準で考えることになるからです。
困るのが、数年前に新規で短期の固定金利選択型を利用して1%台の超低金利で借りて、この時期金利見直しを迎えた人です。金利見直しをしたとたんに一気に返済額が上がってしまいます。これでは返済計画が大幅に狂ってしまいます。
固定期間終了後の金利見直しを行わない場合には、自動的に変動金利に移行するパターンがありますが、
変動金利の見直しは毎月ではなく、年2回ですので、次の金利見直しがある10月くらいまで一度変動金利に移行して、模様眺めをするのも悪くないかもしれません。
ただし、金利が今のまま上昇を続けると、いずれは毎月の返済額が大幅にアップしてしまいますから、覚悟は決めなければいけません。
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いつのまにか携帯電話。
- 2008年6月 6日 16:54
- Column
携帯電話が日常的に一般的になって久しい今日この頃です。
中学生とか、高校生とか、そんな時代に携帯があったらもっと人生変わってただろうなー、なんて、
そんなことを考えていたら、ちょうど素敵なタイミングで、「ほぼ日刊イトイ新聞」(ほぼ日)のうっかり防止隊メールが届きました。これが面白い。確かにそんな覚えがある!甘酸っぱい青春の思い出というか、ほろ苦い思い出というか。
名作なので、敬意を表したうえで、2008/06/04号から引用させていただきます。
たとえばみなさん、携帯電話がなかったときのことを覚えてます?
なかったでしょ、携帯電話。なかったんですよ、携帯電話。もう、日曜日のデートに遅れたりしようもんなら、ヤバい! 超ヤバい! どうしようもない! とにかく走る!みたいな感じだったんですよ。
「わりー、本屋とか入っててー」とかあっさり電話できるわけじゃなかったんですよ。
そうそう、とにかく、外出しているときに連絡する手段が乏しかったわけで、
みんなあの手この手で連絡を取り合っていたわけですよ。
片方が必ず電話があるところにいて、(たとえば喫茶店ね)後から来る人がそこに電話して取り次いでもらったり。
そういえば、携帯電話を持ってなかった時代に、東京に出張に行ったっけなぁ。
先方となかなか連絡取れなくて。新宿駅の北口と南口を間違えて。
とにかく、先方と連絡する手段が公衆電話しかなかったわけですからね。しかも、先方の担当者もずっと会社にいるわけじゃないから何段階も次々に電話をかけて相手を探したり。伝言ゲームじゃないんですから。今考えると、すごい時代です。
高校時代なんかは、デートの約束をするにも、一苦労だったわけですよ。
だって、彼女が携帯電話を持ってませんからね。家に電話して取り次いでもらうしかないですからね。電話して取り次いでもらうにしても、頃合いをうまく見計らわないと、兄貴が出たりするわけですよ。
「はい、クサカベです」なんつって野太い声で兄貴が出たりするわけですよ。あのね、こっちとしてはね、お母さんが出たときのことはシミュレーションしてるけど、兄貴が出たときのことは考えてないわけですよ。
一瞬、間違えたかな? って思うわけですよ。
でも、「クサカベです」っていうから、苗字は合ってるわけですよ。で、「うわ、兄貴だ」って思った瞬間、思わず受話器(受話器ってのも懐かしいですね)をガチャンと置いて切っちゃいそうになるんですけど、それやっちゃうと、つぎが、かけられなくなるじゃないですか。
なぜつぎがかけられないかというと、何食わぬ顔をして5分後とかに「永田ですが、ミヨ子さんお願いします」ってかけたとしても、バレバレじゃないですか。
5分前に無言で受話器置いたやつは永田ってやつだなって、兄貴にもろバレじゃないですか。
だから、予定外に兄貴が出たとしても、受話器(受話器って今はあんまり言わないよね)をガチャンと置いて切っちゃうわけにはいかないわけですよ。
だから、努めて冷静に、「ナガタと申します」かなんか言うんだけど、裏返っちゃうでしょ、声? ひっくり返っちゃうでしょ、声?「ひゃガタと申します」とかになっちゃうでしょ?
うわー、裏返ったー、とか思いながらも、そこでガチャンって受話器置くわけにはいかないんですよ。
なぜかっていうと、それはさっき説明したじゃないですか。
だから、もう、動揺する心を悟られないようにグッとこらえて、「ミヨ子さんいらっしゃいますか」って言おうとするんだけど、どういうわけか、名前が出てこなかったりするわけですよ。動揺してますからね。声、裏返ってますからね。真っ白ですからね。
ええと、落ち着け落ち着け落ち着け‥‥と思いながら思い出そうとしてると「え?」とか訊かれるわけですよ。兄貴から。野太い声で。そりゃそうですよね。名乗ったまま、黙ってるんですから。
うわ、もう、どうしようとか思って、慌ててたら、なんとか、うまくつなぐ言葉を思いついて「い、妹さんお願いします」とかって言うわけですよ。そしたら電話口の相手がちょっと黙って「あの、娘は今いませんが」とかって言うわけですよ!
親父だったんですよ! 兄貴じゃなくて親父だったんですよ!
兄貴、親父も強敵でしたが、「弟」にも何かと縁があったっけなぁ。
このドキドキ感って、電話をかける側にも言えることで、自分ちでありながらちょっと余所余所しい感じになっちゃったりします。おふくろとか兄弟とか、聞かれるとまずいわけですよ。
10円玉をいっぱい持って近所のタバコ屋まで電話しに行ったっけ。あの赤い電話です。知ってますか、赤電話。10円しか入らない赤電話。
当時、テレフォンカードもなかったですから。小銭が切れたら通話終了な赤電話です。
当然ダイヤル式。
最近の子どもはかけ方解らないらしいですよ、ダイヤル式の電話。
受話器も懐かしい響きだけど、ダイヤルもかなり懐かしい。
でも、誰が出るかわからないというのは、コミュニケーションをうまくとる勉強にもなっていたような気がします。目的の人にたどり着くまでの会話っていうのがあったわけですから。
それがない今、きっと若い世代の人たちはコミュニケーション不足なんだろうと思います。
「そんなことないよ」って言われるかもしれないけど、メールじゃなくて、肉声での「会話」っていう面では確実に不足しているはずです。挨拶できないとか、愛想がないとか、そういうマイナス評価の源になっているのではないでしょうか。
便利になりすぎるといろいろ弊害があるのも事実。でも、いったん便利になったらもう後戻りはできませんし。
直接目的の人といきなり会話できる、ってすごいことなんですよ、本当は。
ついでなんですが、不要になった携帯電話の買い取りについて。
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住宅ローン金利動向2008年6月
- 2008年6月 3日 05:04
- Column
前回のコラムで書いた、住宅ローン金利の続報です。まず、下の表をご覧いただきたいと思います。
| 銀行名 | 固定金利選択方式 | ||
|---|---|---|---|
| 年数 | 5月金利 | 6月金利 | |
| 地方銀行B | 3年 5年 10年 全期間固定 段階金利・当初10年 段階金利・11年目以降 |
2.90% 3.05% 3.40% 4.46% 2.80% 4.00% |
3.30% 3.40% 3.80% 4.64% 3.10% 4.30% |
| 都市銀行A | 2年 3年 5年 7年 10年 15年 20年 |
3.150% 3.250% 3.350% 3.500% 3.650% 4.200% 4.450% |
3.350% 3.550% 3.700% 3.850% 3.950% 4.450% 4.700% |
やはり、固定金利選択方式の金利を大幅に上げてきました。
比較的金利が低い地方銀行でも0.4%上げてきましたので、3年固定の金利がついに3%の大台に乗ってしまいました。昨年夏以来、やや下がっていた金利ですが、長期金利の上昇を受けて、ここ数カ月は連続上昇。
予想していた事とはいえ、結構ショッキングーな数字です。
などと、ふざけている場合ではありませんね。
債券市場で長期金利が急ピッチで上昇している。インフレ懸念に加え、米国の低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)問題に端を発した信用不安が一服し、投機マネーが株式市場などに回帰しているためだ。ただ、長期金利の上昇で住宅ローン金利は昨夏以来の水準にまで上昇。家計や企業の負担が増すことで景気を下押しする懸念も出ている。http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/080602/fnc0806021957012-n1.htm
MSN産経ニュース「インフレ懸念、家計や企業負担ズシリ 長期金利が急上昇」より引用
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住宅ローン金利展望
- 2008年5月23日 04:40
- Column
今日のコラムは、今後の住宅ローンの金利を勝手且つ大胆に予測。
何しろ、借りる額が大きいので、たとえ0.1%でも気になる住宅ローン金利。
2008年4月・5月と金利は上昇し、6月も上がる様相だ。
世の中、そんなに景気が良くなった感じもしないし、『サブプラ』問題で金利を上げたくても上げられない状況のはずなのに、住宅ローンだけは着実に金利上昇中。なぜ?
住宅ローン金利というのは、長期金利を基準としていて、長期金利が上昇すればそれを基準とする住宅ローン金利も上昇する、といったことらしい。
例えば、日本の住宅ローン金利。金融機関は今月初めに金利を一斉に引き上げ、6月もさらに上げる気配だ。3000万円のローンなら、1%も上昇すれば年間30万円負担が膨らむ。理由は住宅ローン金利の基準になる長期金利の上昇である。http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/080521/fnc0805210305003-n1.htm
【経済が告げる】編集委員・田村秀男 現代版アリとキリギリスより引用。
ではなぜ長期金利が上昇するか、ということになると
なぜか。「日本の国債相場をリードしているのは、実は米国のヘッジファンドなど大口投資家です。インフレ懸念というのはあくまでも後付けの理屈にすぎない」と大手証券のベテラン債券ディーラーが打ち明ける。ヘッジファンドなどはサブプライム危機後、株式を売って安全資産として日米の国債に資金を移した。パソコンの売買プログラムでは日本の国債保有比率を固定している。米株式不安が少し和らぐと米国債から株式に投資先を切り替えるが、キーボード操作ひとつで自動的に日本の国債も売ることになる。ヘッジファンドに大口資金を融通しているのは日本の金融機関である。銀行などは、住宅ローン以外は国内での貸し出しに消極的だ。預金の運用先を国債とヘッジファンドに振り向けている。その国債相場を動かすヘッジファンドにつられて、日本国債を慌てて売る。米国債が売られると日本国債はそれ以上に売られ、相場が急落し、利回り、つまり長期金利が急上昇し、結局住宅ローンを借りる日本の一般消費者にツケが回る。
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/080521/fnc0805210305003-n1.htm
【経済が告げる】編集委員・田村秀男 現代版アリとキリギリスより引用。
結局のところ、取りやすいところから取る形になっているような気がしないでもない。
最近、銀行が3年固定(変動金利の3年固定金利選択)などの短期固定選択型を勧めるケースが多いと聞く。
確かに、金利的には一番低くなっているため、一見「お得」な気がしてくる。
でも、借りる側に有利な条件は、貸す側には不利なはず。
住宅ローン利用者が得をすれば、銀行は損をするはず。
それなのに、借りる側が一番お得な「3年固定」をなぜ勧めるのか、の裏を考えてみた場合、あるシナリオが見えてくる。あくまで推測・予測の域を出ない話ではあるが。
そのシナリオとは、つまり、銀行では、3年~5年後に金利上昇のピークが来ると予測しているのではないか、ということ。
3年後に金利が上昇していれば、否応なしにその金利で「金利見直し」をせざるを得ないのだ。
今現在、一番「お得」だからといって3年固定で借りても、それは最初の3年間「お得」なだけ。
その後も3年固定を選択していけば、3年後、6年後(3の倍数ですね)に「金利見直し」があるわけで、最初の金利見直しタイミングで3年固定4.0%なんてシナリオも考えられなくもない状況なのである。
はっきりいってギャンブル的要素がかなり強いのだが、3年後、6年後にドカーンと支払額が増えてしまう可能性は結構高いと思われるので、長期にわたる安心代込み、といった考え方で10年固定で勝負に出る価値は十分あると思う。
たとえば、仮に3年の固定選択型の金利を2.1%、同じく10年固定の金利を2.7%として、今現在の金利差で3年固定と10年固定を比べた場合、3年固定の金利が3年後に2.7%、6年後に3.0%に上昇すると10年間での返済額はほぼ同じ。
そして、3年固定の金利が3年後に3.3%、6年後に3.8%にまで上昇すると、結局10年固定のほうが総支払額は「お得」になってくる。
勝負の分かれ目は、3年固定の金利が、3年後に現在の10年固定と同等まで上昇するかどうか。
あくまで個人的な「予測」ではあるが、伸るか反るか、答えは3年後。
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